Report

悲願達成!“85越え”! 86cmのランカー座布団・寒ヒラメをキャッチ!!

 日に日に寒さが厳しくなる1月も10日が過ぎ、周囲の釣果報告も次第に減っていくなか、寒さに負けそうな気持ちを奮い立たせ、1月11日に日付が変わった深夜に南房総へ向けて車を走らせている自分がそこにいました。

 早朝の気温は0℃。 本来なら朝マヅメを逃すまいと早朝からエントリーというのがセオリーですが、真冬はあえて気温の低い朝マヅメを捨ててゆっくりと支度してエントリーする作戦。

 潮周りは、小潮に向かう下りの潮まわりの中潮最終日。

 満潮潮止まりはAM8:10。潮止まりを過ぎて、十分に下げ始めてからエントリーをしようとしばらく様子をみることに。潮がしっかりと動き出し、さらに日が昇って水温も上昇。それによって魚の活性が上がるであろうAM11:30からAM12:00を狙い目と戦略を立てて、それまではどう展開していくのかを楽しみながら朝の時間を過ごしていました。 朝日はすっかり昇り、AM8:00を過ぎると、釣れずにポツポツと車へと戻るアングラーの姿。これも作戦のうちで、海岸線に立つアングラーが減ることでヒューマンプレッシャーが下がる算段。早朝から釣りをしていたアングラーが一人、また一人と車に戻っていくなか、ゆっくりと仕度してエントリーした時間はAM8:40。波打ち際に立つと、周りのアングラーの姿はポツポツ程度。幅広くゆったりとしたスペースで釣りを展開できました。

ここ最近の釣果は、ミノープラグへの反応が渋く、ワーミングの方が安定した釣果を出していたので、この日も迷わず定番「エコギア/リトリーブヘッド20g」をセレクト。カラーはグロウピンク(夜光)。ソフトルアーは、「ノリーズ/スプーンテール5”」。カラーはST02(シルバーブルーシャッド)をセット。

 海況は穏やかで、程好くベイトが確認でき、渋いなりにも何かしら良い手がかりがありそうな雰囲気。1月3日の釣行でバラしてしまったポイントまでランガンしながら移動。改めてそのポイントに立つと、やはりそこは好ポイントのようで、地元アングラーが固まっていました。空きスペースを見つけ、キャスト。AM9:20に40cm 近いニベをキャッチするも、それから2時間以上まったく反応無し。 狙い目の昼が近づき、そろそろ時合と集中してキャストし続けているとAM11:40、「カッ!」と小さなバイト!即合わせを入れるとフッと軽くなる。一瞬「外れたか?」と思った次の瞬間、グーンと強く引き込まれます。強い引き込みに耐えつつ、時折暴れる様子から「エイ!?なに?この引きは?」と考えていてふと頭をよぎったのが「カスザメ」。早朝に外道としてカスザメが釣れた様なので、「あ゛ーッ・・・カスザメかぁ・・・外れてくれ~」と思って少し投げやり気味なファイトの最中、チラッと見えた尻尾にファイトの正体がヒラメと確認!急に緊張し、慎重にファイトしてどれくらいの時間が過ぎただろう・・・短い時間がとても長く感じたやり取りの末、やっと波打ち際まで寄せ、いよいよランディング。寄せ波に乗せて引きずりだそうとしたら、引き返す残りの白波に見えたその姿に思わず「デカイッ!」と声が漏れる。見惚れる間もなく、引き波にさらわれそうになるところを釣友に助けられて無事にランディング成功!
 まさに作戦通りの釣果に感無量!ヨシ、ヨシ、ヨッシャー!と握る拳に、ランカーを手にした実感が沸いてきました。横たわるゴッツイその魚体は、座布団と言われるモンスターサイズのヒラメ。計測すると体長86cm、重量6.3kgでした。

 今回のランカーヒラメをキャッチしたロッドは自分が監修した信頼のロッド、「フラットフィッシュプログラム シューティングサーフ96」。モンスタークラスのラフファイトのなかでも、バットパワーに余裕があり、それでいて強い引き込みに素直に追従するテーパーがラインブレイクを防ぎ、難なく無事にランディングすることができました。 改めてランカーサイズでも安心してファイトできるロッドだと、ポテンシャルの高さを再確認しました。

 今年でヒラメを追って20年。今まで培ってきた集大成がこの1月11日“トリプル1”がもたらしたランカー座布団・寒ヒラメとなりました。

 

 

Okubo's Tackle

Rod:フラットフィッシュプログラム シューティングサーフ96

Lure:リトリーブヘッド20g + 5"スプーンテールシャッド

ライン:メイン/PE#1 リーダー/フロロカーボン20lb.

大久保 亨一

大久保 亨一
Ryoichi Okubo

『ストイックヒラメマスター』
日本においていち早く「ヒラメ」をゲームフィッシュとして提唱したフラットフィッシュアングラーの先駆け的存在。当時まだ確立されていなかったフラットフィッシュというジャンルをゲームフィッシングとして築き上げたひとり。サーフゲームのメッカ「鹿島灘・外房」をメインフィールドとし、シーズンを通してストイックにフラットフィッシュを追い続ける。